第21話  三途の川 麒麟
僕は三途の川を3回も見たことがあります、
一回目は急に意識不明になり体温が34℃にまで落ちたときです、
二回目は事故にあって外傷は無いのに気絶したとき。
三度目は僕が遊んでいるときに急に見たことも無い人が壁から出てきて、「さあ、こっちにおいで」って言ってついていこうとしたら、体から魂だけが抜かれていたのです、これはいけないと思ったので「行かない、」って言ったらその女性が鎌を持って襲い掛かってきました、でもなんとかしのいでココにいたるというわけです。
第22話 運命の出会い?(長文失礼。) 
私が盲腸で入院し、退院直後のお話です。盲腸を起す前夜に友達と大酒を飲み、それが原因で二日酔いの私に通常量の麻酔が効かず多量の麻酔薬を使用した結果、一ヶ月程座ってもいられない・目も開けられない位の頭痛に悩まされてました。
しかし、当時専門学生で出席日数の足りない私は、どうしても登校せねばならず、通学手段である電車に無理して乗りました。
頭痛は発作的に起こり、座席にも座ってもいられなくなった私は、次の駅で『どこかヨコになれる場所』を求め電車を降り、さらに階段を下ろうとした直後、私は気を失いました。
気が付くと、当時付き合ってた彼女が私を駅のベンチで介抱してくれてたのです。彼女は電車で大学まで通ってたのですが、ちょうどココの駅が乗り換え駅で、電車が来たにも関わらず『もう一本遅らそう。』と次の電車待ってると、次にホームに入った電車から『真っ青なカオをした私』を見つけ、フラついた足取りで階段に向かう私を追ったそうです。
もし、彼女が電車を一本遅らさず、そのまま乗ってたとするとゾッとしました。
彼女と運命的な出会いと感じた私は今年晴れて結婚しましたが、今でも彼女に『その時、何故電車を一本遅らせたか?』と聞いても、
『特に理由もないし、わからない。』だそうです。

第23話 自転車 ぴんた
私が三年生の時の事です。
学童の帰り、私は母の自転車に乗っていました。
が、さすがに重かったらしく信号は青だったのですが、少しスピードが落ちてきました。
その時向こうから車が走ってくるのが見えました。
まあとまってくれるだろうと思ったのですが、とりあえずは母いったん止まりました。
と、なんと信号が青にもかかわらず車は凄い速さで目の前を通過したのです!
もし母一人だったと思うと・・・
もし私より軽い弟が乗っていたと思うと・・・
間一髪でした。
第24話 車に弾かれそうになったのに助かった 何故  助かり人
それは、1月14日の昼の事でした。
3年の時です。
なんか、横断歩道の向こうに銀行がある通りがある場所があるんですけど、なんか、そこは事故が多く花や空き缶などが
凄く大量(?!)においてありました。
私はその横断歩道を渡ろうとしました。
すると急に向こうから車(白の旧型マーチです。覚えてます)
が突っ込んできて、私は、それを知らずに渡ろうとしました。
(全然気がつきませんでした)
すると、何故か、手をスッとつかまれ、ズズズズズ(こわい
と引っ張られました。
それは幼稚園の時に亡くした千恵ちゃんだと思いました。
2002年1月14日は千恵ちゃんが亡くなって4年目です。
千恵ちゃんは、若しかしたら助けてくれたのかもしれません。。。それから3年。
最近は、事故も少なくなってきました。
千恵ちゃんが助けてくれなかったら、
私も花になっていたかもしれません。
千恵ちゃんありがとう。

第25話  鬼灯
小学校2年の頃でしょうか、母の買い物の付き添いの途中、スーパーに続く道が見えてきたので何の考えもなしに道路へと駆け出してしまいました。
その道は信号がなく、一本道のせいか車のスピードは良く出ている通りでした。
子供の足で後4歩というところで左から猛スピードを出した車が私に突っ込んできました。私にぶつかるまで後1m……私の視界が変わったんです。(そのとき私は向かってくる車を凝視していました)
時間が止まるような感覚に襲われたんです。何かバリアーみたいな、何かが身体から発せられたような−柔かな感触を肌に感じました。

車は私の腕から約2cmのところで止まりました。
恐怖は感じませんでした。あの感触は今でも忘れられません。

第26話 同じ日に同じ場所で同じ年の同じ女の子が同じ行動で・・・ Hajime
自分が小学生の時、父親の仲間達と家族での団体で、自分の住んでる沖縄のあるホテルに泊まった際に、そこのプールに泳ぎにいったんです。そこは子供用の浅いプールと大人用の深いプールがあり、柵でくぎられているんです。潜るのが好きな自分は、母親の注意を無視して、自分の身長ではスッポリ納まる位の深い方のプールで泳ぎまわりました。お互い十分楽しみプールから出て部屋に戻り、翌日家に帰りました。そしてある日母親から、自分と同じ年の女の子が自分と同じ日にホテルのプールで母親の言うことを聞かずに自分が泳いでた深い方のプールに入り、溺れて亡くなったそうです。その女の子がプールに入ったのは、自分がプールをでてすぐだそうです。
第27話 私の黒い靴 ゆゆり
私が小学6年生の夏の事です。
私は叔母にわがままを言って買ってもらった黒い靴を履いて 図書館に向かっていました。
家の近くの図書館といっても自転車で20分はかかる場所にあるのですが、
その日は新しい靴で歩きたかったのでしょうか なぜか自転車をつかう気になりませんでした。
そこで30分は歩いたと思います。
目の前の踏切を越え そのさきの街道を渡りきろうとしたとき、
横からきた車と接触してしまいました。
でも、実際は脇腹をかすっただけだったんです。
接触したときのことはよく思い出せませんが車に当たる瞬間に足が何かに操られるかのように前にひっぱられた事だけははっきり覚えています。
後は激しい動揺で腰が抜けその場にへたり込んでしまいました。
又その時になって私の靴が消えてしまっていたことに気づき 
慌てて探しましたが見つかることはありませんでした。

第28話 どうだったんでしょう? タロ
私がまだ東京でサラリーマンをしていた頃のことです。

いつものように、朝、会社に出かけました。
駅に着いたときひどく腹が痛くなり、駅のトイレで用を足しました。
その駅のトイレは汚くてそれまで一回も使ったことがなかったのですが、
その日はとても我慢できませんでした。
出すものを出し、すっきりしたところで、ホームに上がりましたが、電車が来ません。
事故があったようです。
結局会社に遅刻して上司に怒られてしまいました。
その日の昼休みのテレビのニュースは地下鉄サリン事件の特番でした。
私の降りる駅は地下鉄日比谷線神谷町でした。
微妙にずれてるんですが、どうだったんでしょう?
第29話 ありがとう 美穂

私が小さいときのころ、家の周りを自転車で走っていました。
交差点でトラックが来ていることも知らず、とび出してしまいました。
私は〔もうだめ!〕と思い、目をつぶりました。でも、しばらくたってもぶつかりませんでした。
おそるおそる目を開けるとトラックはもう、そこにはいませんでした。
〔おかしいなぁ〕と思い、後ろをふりむくと、亡くなったはずのおばぁちゃんが、こちらをニコニコ見ながら、遠ざかっていました。
はっと気づいたときには自転車は自転車置き場にちゃんと入っており、私は家の前に立っていました。 
その事は母に言いませんでした。どうせ言ったって、笑われるだけですから…… 
ちょっと物語みたいになってしまいましたが、おばあちゃんにはとても感謝しています。

第30話 数十センチの隙間をアクロバット出来る確率 usagi

このサイトを見るのも書くのも久しぶりです。当方、今まで大した事故や怪我等無く、普通と言える健康的な日々を送ってきました。これらは神様に感謝しなければいけないかと思いつつ、普通さに嫌気が差すので感謝など絶対しませんが・・・。

ええと、何時の頃でしたか・・・忘れちゃいましたが、夏のことだったかと思います。その事故の1年ほど前から嫌な予感、というよりヴィジョンが見えて仕方なかったんです。そのヴィジョンとは私がバイクと一緒にアスファルトの地面に横たわり白いTシャツを鮮血で染めているヴィジョンです。妄想と違い恐怖と焦燥感に駆られあるサイトに相談していたのですが、事故は免れようもありませんでした。

私はその事故の夏の夜、バイクにまたがり家路に着こうとしていました。ある川沿いの土手を走行中、橋に差し掛かり右折しようとしたところ、ブレーキをする前にバウンドし狭い橋の道の向こう側に全速力でぶつかろうとしました。私は目の前にガードレールが通さんとばかりに行く手を遮った時にはもう駄目だと思ったのですが、轟音の寸前に私の体が地面に接触し横に1回転しながらガードレールの下を潜り抜け向こう側の草むらに突っ込みました。

何が起こったのか最初解りませんでしたが、体に残る感覚が上記のように記憶していたのでだんだんと理解出来ました。残念ながらバイクまでは生還出来ず私のアメリカンはそこで廃車することに・・・。私の体はかすり傷だけで打撲というものは地面に接触した時に打ったアゴくらいのもの。それも1週間以内で治りました。

さて、通常のガードレールの空洞は地面から60cmほどでしょう。そして1.5mほどの間隔を置きながら支柱が立っています。その間を半回転しながら突っ込みどこにも接触せず歩いて帰れる確率とは如何なるものか。これは誰に言っても「すごいな」程度にしか思われません。実際にもう1度やってみろと言われても足が竦みます。

すいません。1つだけ嘘をつきました。私はほぼ無傷ですが、おそらくガードレールにぶつけた箇所があります。忘れていましたが、それは左手首です。ただなんともありません。骨折してもおかしくなかったのですが、事故前と後で有ったものが無かったものになっていました。それは腕時計です。3ヶ月ほど前に父からもらったロレックスの重厚な。それが見事に腕から消えてました。

草むらを探すと5分割くらいに大破した腕時計がありました。ハンマーで1度殴るくらいなら割れもしない針盤も粉々。私は時計を探すのを諦め、地面で摩擦し取れそうになった左乳首を白い血で汚れたTシャツの上から撫でながら帰りました。