第21話 お盆の法要 坂崎ゆき | |
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第22話 消えた足音 あいり |
これは、私がまだ小さな女の子だった頃の話です。 |
第23話 墓地から聞こえる声 タロー#0814 |
中学の時に通っていた塾の通り道にね、墓を横断する道があるんですよ。 |
第24話 真夜中に・・・ 霧月 絢華 |
この間、部活の休憩の時に友達に聞いた話なんですが、 |
第25話 幽霊 T |
幽霊って言えばさ 俺の知人から聞いた話なんだけどさ 姉が遊びに来て泊まって行ったんだって でね、その姉ってのがはぎしりすごい人らしいのね で、そいつの家には時々おじいちゃんが出るんだって 自分のおじいちゃん(故人)ね で、寝ぼけてるような時にしか出ないし、おそらくおじいちゃんだから特別恐怖感はなかったらしいのね で、姉が泊まった日に出たんだってさ で、おじいちゃんは「どっちだ・・・」って言って ツレは「姉ちゃんの方」って答えたら 「そうか・・・」って言って消えたって(笑 で、その後姉の歯軋りはとまった、ってさ |
第26話 8月の陽炎 坂崎ゆき |
もう夏ですね。 この時期近くなると思い出すことがあります。 まだ結婚してまもなくの頃、バイトの遅番の時旦那を送り出した後なぜか二度寝してしまい、 大急ぎで職場に向かっていました。 駅に着くとタッチの差でバスが行ってしまい、待ってるより歩いていった方が早く着くと目算し早足で歩いていました。 もうすぐ着くという時、曲がり角から不意に出てきた杖をついたおじいさんと肩がぶつかってしまい、一言 「すいません」 といって通り過ぎようとした瞬間 「あの人確か杖ついてたよね・・・まずい!転んでないかな?」 と心配になり振り返りました。 ・・・・・・・誰も居ません。 一瞬タクシーでも捕まえたのかとも想いました・・・が、その日に限ってタクシーはおろか車は1台も通っておらず、 道路の向こう側を含めて数人の通行人がいるだけ。 (この場所はR246近くの都内) でも通行人の中にあのおじいさんは居ない・・・・・。 私がおじいさんとぶつかってから、振り返るまでかかった時間は僅か数秒足らず。 煙のように彼は消えてしまったんです。 辺りに響くのは風で木の葉がざわめく音とセミの声だけ・・・・・・・ 「アレ・・・・・??あの人どこに行ったの?なんだったの?」 時間を確かめようと携帯電話を見ると時間は11時50分過ぎでしたが、 ディスプレイの日付で何となく、この出来事が納得出来たような気がしました。 その日・・・・・・・・・は8月15日、終戦記念日でしたから。 忘れっぽい私が、時間や日付を覚えている数少ない出来事です。 |
第27話 真夜中の素足 ゅきてぃニャぁーゴ |
一週間くらい前のことだったなぁ。 |
第28話 幼稚園の頃 黒桃 |
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第29話 広島原爆ドームに行った夜 オメガ |
この話は、僕が通っている塾の先生から聞いた話です。 先生がまだ講師になっていない頃の話です。 先生は広島にいる友達の家に行きました。 広島に着いたらさっそく原爆ドームに行ったそうです。 しばらく見学したあとに、友達の家にいったそうです。 気ずいたらもう夜の10時になっていました。もう遅いので友達の家に泊まることにしました。 10時半に布団の中に入り寝ました。 深夜にトイレに行きたくなりトイレに行くために襖を開け廊下に出て トイレにいこうとしたらトイレのドアの前に髪の長い女が体育座りをしていました。 この家の人かな、と先生は思い、なんかトイレに行きずらくなったので部屋に戻り 襖を閉めようとしましたが襖がなかなか閉まらないのです。 何かがおさえてるように。それを五分ほど続けやっと閉まりました。 先生は怖くなり布団の中に急いで入り朝が来るのを待ちました。 やっと朝になり友達と一緒にご飯を食べてるときに 先生はこの家に髪の長い女はいるか?と、聞きました。 そんなひとはいないよ、と友達は言いました。 先生は「じゃあ、昨日見たあれは、原爆で亡くなった人じゃないか?」と先生は思ったそうです。 霊感が強い方は一度原爆ドームに行ってはいかがでしょか。 |
第30話 上の部屋で… トルマリン |
岐阜の大垣市の外れにある石材加工会社があった。 |