第91話  何っ!?今の? 名無し
これは母から聞いた話しです。

─新潟県長岡市のとある山で当時高校生だった母は
同じ学年の男子3人と女子3人(母を含めて)でキャンプをしに行きました。
とても楽しいキャンプだったんです。夜寝る前までは。
夜になって男女別れてテントに入りました。
母が真ん中、Kさんが左、Sさんが右でテントで寝ていました。
でも3人が寝てしばらくすると、左に寝ていたKさんが
「ねえ..今だれか..私の腕ひっぱった..」
「うそっ私じゃないよ」
「私もよ」
「きっと今日の疲れが出たのよ」と母が言い再び寝ました。
そしてまたしばらくして..今度は真ん中に寝ていた母が「はっ!今だれかに腕ひっぱられた..」と言いました。
そして一番こわがりのSさんは「そんなこと言わないでよ!順番的に言えば次私のところに来るじゃないっ!」
確かにSさんの言う通り。左から真ん中に来たら次は右...。
「大丈夫だって..きっと私たちの間違いよ」

そうしてきつねに包まれたような母たち3人は朝を迎えました。
結局Sさんのところには来なかったのです。
少し安心はしたみたいです。
でも母とKさんは確かに感じたのです。
だれかに腕をひっぱられるような感触を...。
そして3人は男子たちと帰りました。男子のところには来なかったみたいなんです。

そして後で分かったのです。6人の行った山は昔、戦争で山に逃げてきた人たちが空襲で死んだところだと..。
きっとKさんと母の寝ていた場所は偶然にも人がうまっていたのでしょうか。
今でも3人は忘れらないのです。─終わり
第92話 ベッドの上で 血露鈴

横須賀のk病院の救急病棟で寝かされていたときのお話です。
2つあるうちの入り口から左側の部屋の右端のベッドで寝かされていたのですが、
意識もあるし、体も自由に動くのに、体がふわふわしているので、
熱が酷い所為だと思っていたのですが何か変。
そんなことが2日も続きました。

看護士さんの声のする方向が感覚として違うな、と思って声のするほうを見ると、
あら不思議、私の中身(俗に言う幽体)が浮かんでるんです。
怖い、という前に「困ったなー」と言う感じ。
2日続けて右隣の人が重態とかで、緊急手術に回されてゆくし、そんなことで看護士さんを煩わせたくないし、でも困るし、、、。
暫く幽霊見てないから安心していたのに。

・・・実は、この病院は大きく分けて2つに病棟が分かれているのだけれど、
その分けているのが西側の崖を登る道。
上からしか降りれない1方通行の急な坂道で人は通らないのだけど、
その道を逝く怪しい人影を又見てしまうのかな、と不安になりました。
入院を勧められましたが、予算もキツイシ、明るいうちに坂の方を見ないで帰ろう、と思いました。
だって、その坂を上りきった左の大ホールの近くで焼け爛れた人(生きてないけど)見たし、
右にはお寺もあるしそれっぽいロケーションだもん。
回りは飲み屋街でケッコー賑やかなのにね。
皆さん、人里離れた心霊スポットがお好きでしょ?
でもね、1っ歩入った何気ない、いつもみんなが利用してる所だって結構恐い所があるんだから・・・・。


第93話  アキコ

私は、目の片隅で幽霊を見ることがほとんどなんですが(例:前を見ててふと横にいるのを見てしまったり))
ある夜、深夜のラジオを聞いて、その番組が終わってもまだ、退屈だった私は、色々な局を聞いてました・・・
すると、へんな局と繋がってしまいました。
それは、ただ、TVの砂嵐のような音が聴こえてるだけでした・・・
少し気味が悪くなり、トイレに行ってから私は寝ようと思い、部屋を出ました。
部屋のドアの前には大きな窓があります。
そこに、人の顔がありました・・・にたぁ・・・って感じで笑っていました。
私の部屋は二階。そんなところに人が居るはず無いのです。
怖くなって私はすぐに部屋に飛び込みました。
何も無かったのですが、あんなにマジマジと見てしまったのは初めてでした・・・。

第94話 ちいさいころに タカ

僕が小さかったころの話です、当時の僕はまだ6〜8歳くらいだっおたと思います、僕は家族で海に行く事になりとても張り切っていました。しかし・・・家族で夜に買い物に行ったけりに、僕は早く部屋に帰りたくてホテルの通路を走っていきました。部屋に行くのには階段を下りなくてはならないのですが、少し怖くてそのとき僕は降りられませんでした、そして親が来るのをまとうと思いまして、しかし・・・いつまでたっても親が来ないのです、さすがにおかしいと思った僕は駐車場につながる通路をみてみました、すると白いもやのかかった人型のものをはっきりとみたのです、僕はとても怖くなり逃げ出したくなりました、その時です!階段を下りようとしたら人間と思えない影を僕は見たのです、とても怖くて、でもどちらかに進まないといけない!と心の中で確信したのです。そして白いもやの方に走っていきました。すると親が車から荷物を降ろしていました、「勢い良く走って行ったけど怖くて帰ってきたの」と言われました、僕は親に一つ言いたい事をいいました「僕ってそんなに早く帰ってきた?」すると「うん、とっても早く帰ってきたよ」と言われたのです。その日僕は怖くて、霊感のある兄貴にこの事をすべて話すと、兄貴は僕にとても大切にしているお守りを貸してくれました、「お前とても怖い思いをしたんだな」と言われました、そのときみたものは一体なんだったのかいまでもわからないままです。


第95話 音・・・ 霊能力ある人

私の家の冷蔵庫の近くで時々、『ラップ音』と呼ばれてる音が聞こえたり、
絶対に何も落ちてないのに「ガタッ」と音がしたりします。
そして誰もいない家で妹と部屋にいた時、お皿が割れる音や,歩く音,水を出す音,玄関のドアをあける音など聞こえてきます。
絶対妹と自分しかいなくって妹も聞いてるのです。
あと余談ですが私はひとのオーラをみることができます。
母から聞いた話ですが、小さい時窓の外をみて「おじさんがいる」と言ってたそうです。
もちろん外にはだれもいませんでした。
私の家は霊道でもあるそうです。


第96話 ふみきりのお婆さん 裕美

夕方5時頃、駅の近くのやや人通りのある道を私は1人で歩いていました。
ちょうど踏切の中にお婆さんが1人で立っていました。
顔は見えなかったのですが、たしかに白髪で背中が曲がっている人でした。
踏切が降りて今にも電車が来そうだったので、私は急いで向こうに渡りました。
後ろを見てみるとまだそのお婆さんが踏み切りの中でうろうろしています。
周りには車が2,3台いたのですが誰もお婆さんに気がつかないようでした。
電車がきたら踏切から出るだろうと思っているうちに、電車が通過しました!
まだお婆さんは中にいたはずです。
びっくりしてそのまま電車が通り過ぎるのをみていると、たしかにそこにいたはずのお婆さんが消えていました。
気味が悪くなったので走ってその場を立ち去りました。
あのお婆さんは、いったいなんだったのでしょうか。


第97話 4:30分  奈良県民

それは去年の事でした、
祖父母と和歌山に旅行に行っていました、
そのホテルは風呂は広し、景色もよかったので満足していました、
部屋祖父母と同じで、部屋はカーペットにベットでした、
「ギィ〜バタン!!」と音が鳴ったので起きました、
それは、祖父がトイレに入った音でした、
「はぁ、なんだ」と思い布団にもぐりこもうとしたら、何か見えました、
なんだろうと思い布団の中で考えていたら、祖母かなと思いでも服が違いました、
まだ姿ははっきり覚えていました。
50〜60代ぐらいで三度笠をかぶり、桃色の浴衣を着たお婆さんでした、
そして布団のなかで考えていると、声が聞こえました、「東海って雨多いですよね」
頭の中でありえないぐらい冷静で「それは多いですよ」と答えた瞬間
布団をめくり辺りを見回そうとしたら、目の前に、さっきのお婆さんが立って居ました
そして
「キャハハッハハハハハハ」不気味なくらいに笑い、お腹の辺りから渦を巻く様に消えたと思った瞬間、
部屋もベットも祖父母もいなくなり、
真っ暗でろうそくが周りにえんえんと置いてある、まるで異世界に、転送されました、
そして「キャハハッハハハハハ」と言う笑い声とともにまぶしくなっていました、
そしてきずいたのです、金縛りになってる所だったのです、
「何?俺は異世界へ移されるのか」と思った瞬間に、
「ジャァーギィ〜バタン」と祖父がトイレから出てきました、
そして、異世界もふつうの部屋にもどり、金縛りも解けていました、
今は(祖父が戻ってこなければ)あのままどうなっていたのだろうか、と思うと今でも怖いです

上の付け足しなんですが、金縛りの解けた後の時刻は4:30分でした。


第98話 何でしんじゃうの?? JAPAN

ぼくが、4年生の時ある病気で入院していました
泊まった部屋は、2人部屋で
隣にいた子は、血を吐く病気でそのせいで
ぼくは、(血を吐く様子を見て)ほとんど気絶ばかりしていました

ある夜、1時ごろその子に
黒い影が入っていきました
その時は、こわくなって布団にもぐりこみました
でもやっぱり心配になってその子に
話しかけました
しかし熟睡してたらしく
返事がありません
脈を一度確認してみたらありません
男の子だったので胸の心臓辺りを触ってみましたが
とまっています
そのこは、死にました
今でもその子の法事は、必ず出ます
いい子だったのに
血を吐いて辛かったと思う
ご苦労様そうおもいます。


第99話 霊の出る土地 サエコ
夏前にダンナの親戚が亡くなったので実家に泊まったらすんごいイライラするな〜と思ったら階段を誰かが降りていきました。

今度はよかったです、
ダンナの正面だったので「今、誰か降りて行ったよね?」と確認をしたらダンナも見たそうでした。

以前からなんでかな〜とこちらでもさんざん書き込みましたが、実家の土地の隣に空き地があるんですね。
まだ嫁入ったばかりで心霊のしの字も知らなかった頃にすでに空き地だったんですが、
老境に近い男性がパジャマ姿で立っていて病気で亡くなってて、
折角手に入れた自分の土地や家を失うことを惜しんでるな〜と言うのを、
ダンナの両親から聞いてたと思い込んでました。

でも、その話を聞いたのは何年も後になってからのことで、
「あれ?以前に聞いてなかったっけ?」とダンナに確認すると聞いてなかったらしいんですよね。

ウチのダンナは都合の悪いことは記憶から削除できるという特技があるらしくて、
私だけが霊が見えるのどうのと騒いでいでバカみたいだったんですが、
実家にいた頃に霊の気配を感じて怖かった事を思い出したらしいんです。

ダンナのお母さんが亡くなる前にやっとそういう話もちらほら出来るようになったときに、
「ダンナが寝ているときに顔を踏まれたことがあると言ってた」というと
お母さんは「うつぶせで寝ていて枕で息が出来なかったんじゃないの?」とコメントしていました。

当時ダンナは高校生だったので、

むしろホントにそういう寝姿でいられるほうが霊に顔を踏まれるよりすごいかも、と思ってしまいました。
本人は母親からそういわれたことで、そこまでバカじゃないと怒っていました。

結局、霊が出やすい地形みたいです。
もともとお寺の敷地だったみたいだし、何が出てもおかしくないんじゃないの?とかってダンナは言ってます。
第100話 降って来た3 管理人 2006年12月 
最近購入した本(「偶然の一致はなぜ起こるのか」河出書房新社 宗方昭夫著)を本日読んでいたところ、
このサイトの恐怖体験1の19話「降って来た2」とよく似た話がありました。

新聞や雑誌の偶然の一致の事象を見つけて、資料として並べた話のうちの1つで、
毎日新聞の主婦からの投稿の体験談です。
彼女は、会社の寮で住み込みで働いている、子を持つ母親で、
あるときひどく疲れて帰ってくると、小学校高学年の息子がいろいろな不満を汚い言葉でしゃべり始めました。
彼女は、
「そんなひどいことを言うなんて、私が元気ならあんたの頭の1つもたたいて怒らないといけないのに、
あんたに申し訳ない」と言いながら涙をこぼしました。
それでも息子は話し続けました。
その時、後ろの本棚から本が3冊、息子の頭に落ちてきました。
それ以前も以後も本がこのように落ちてきたことはありません。

**************************************************

私の体験と共通する、実に「理不尽な」「長い」「酷い言葉」の最中に物が落下して、
しゃべっている当人の頭にタイミングよく当たる、という出来事が、
意味のある偶然の一致であるとするならば、それをひき起こしたのはいったい何者なのでしょうか。

この母親の「あんたの頭の1つもたたいて怒らなければ」というのは、
息子に腹を立てたのでたたきたいなどという狭い了見によるのではなく、
ひどいことを言われてもなお、息子のためを思うまさに母親のまごころです。
当然たたかなければならないが、どうにも疲れて体が言うことをきかない、というもどかしい状況にあって、
母親の潜在意識が、物を落とすことにより、間接に頭を叩こうとしたのでしょうか。

私の体験では、落ちてきたのは私が今まで見たこともない旧式の炊飯器でした。
そこにそんなものがしまわれてあったことさえ知りませんでした。
そして母親だけに、その頭をたたいてわかってもらいたいとは思いませんでした。
しかしながら、もしかしたら精神の底の底の深奥では、
そのような、諌めようとの思いが、一瞬であれ爆発的に芽生えたのかもしれません。

超能力でいうところのサイコキネシス(念動力、観念動力)は、手を触れずに物体を動かす力です。
上記の体験を宗教がかって考えてしまうと、見るに見かねて守護霊が〜などとなりがちですが、
念動力と考えるのが自然のように思います。
あくまでも意味のある偶然の一致であった場合です。