第31話  恐ろしい話その1 狐のふーてん
初めて来させて頂きました。狐のふーてんです。
昔から何かあると「変だ、おかしい」と言っているのですが
なかなか信じてもらえませんでした。今20歳ですが、いっこうにおさまりません。
その体験でも、私が未だに恐ろしいものを紹介します。

私がまだ高校生だった頃、部活で筝曲部(お琴を指につけた爪で弾くアレです)に入っていました。
ーー実は、後々話を聞くと私を含めた当時のメンバーが視えたり感じたりできる体験を少なからずしていました。
ある日、練習も順調だった事もあって、みんなで休憩の合間に談笑していた時でした。

私の後輩でTちゃんが「こんな体験をした」と話し始めました。
Tちゃんが、家族と外出し、一旦喫茶店で休憩している時でした。
偶然にもTちゃんの母方の知り合いの方とその娘さんがいました。
声をかけると、話がよく弾み、あることをTちゃん親子に言いました。
「あそこの・・少し過ぎたところ・・交差点があるでしょ?
 そこでね、交通事故があってね。出るよ。」
その時、それまで口を開かなかった知り合いの娘さんが、
「見てみぬ振りしたほうがいいよ。」と呟き、また黙り込んでしまった。
知り合いの方が「この子、そうなのよ。」と苦笑し、Tちゃん達もわかったらしく、「気をつける。」と言って、別れました。
その後、ちょうどその交差点に差し掛かり、できるだけ見ないように通り過ぎました。
ですが、Tちゃんが「見られてる」と言い、帰った後塩を撒いて、事なき事を得ました。

しかし、話を終わったTちゃんの背後に女の人がいました。
それも話の中で訊いた女性のような気がしました。他の人は見(視)えていないらしく、
血に濡れた恨みがましい顔をしていたのですが、私が視線を向けていたのに気づくと、にやっ・・と哂い、消えました。
背筋がぞわっとなって、思わず、Tちゃん達、他のメンバーに「後ろにいて哂ってた」と言うと、
「気をつけてください・・危ないです。」とTちゃんが真っ先に言い、
みんなは気にしていないようだったのですが、あまりに気にされるので、その日の夜、早めに寝ました。

交差点に立っている女の人の影と小さな影が出てきて、一旦遠ざかり、
次に、めちゃくちゃな雑音と声が真っ暗な中聞こえて、また交差点に戻り、
そして真っ暗になりました。
次に見えたのは、自室のベッドで私の上に乗り(浮いていた気もするのですが重かった)、
女の人が血を流しながら怒りのこもった目つきで、私の首を締め上げていました。
盛んに、女の人は言っていたのですが私には聞こえず、苦しくてもがいていると、ふっと意識が遠ざかりました。
そこで目を開けました。

第32話 恐ろしい話その2 狐のふーてん
夢だ・・良かった・・とほっとしてのも束の間、背後に視線と強い気配を感じました。
「まだいる」と確信しました。
夢だった女の人が現実の気配としてそこにいました。
こわくても寝ていて動けず、嫌だ嫌だ!と思いましたが、でも立ち去ってはくれません。
こわくてもうダメかもしれないと、猫に助けを求めました。
「たすけて!たすけて!早く来て!!!」と猫の名前を言いながらいると、
飼い猫が私の上を跳び越し、私を見ていました。
真っ暗で見えるのはおかしいのですが、見た瞬間、「大丈夫」と言われた気がして、ほっとして猫を抱えて寝ました。

また、自分の部屋に女の人が居ましたが、徐々に薄れていきました
。その隣には、小さな影があり、「子ども・・かな?」と見ていると、その影が振り向き、女の人を連れて行きました。
・・とは言っても、その影は女の人に抱きかかえられていましたが。

暗闇の中で、女の人の気配とその影が光の糸の様な道(?)へすうっと入っていって・・・

そこで、再び起きました。「帰れたのかな?」と思いました。
女の人はすごく生きたかったんじゃないかと思い、
それはその影だった子どもさんは、女の人と一緒に上に行きたいみたいでした。
ただ、そこばかりは自分の直感です。

そう思うと、冥福を祈るばかりです。早く上に行って、ゆっくりしてほしいなあと。

追記:なぜ猫が来てくれたのかは私にもわかりません。
   それからこの体験をしたのは、メンバー中私だけだったようです。
   書いている最中も、気配とひどい頭痛がしてたまりません。みなさん気をつけてください。
   また、寄らせて頂くかもしれません。長々と、ありがとうございました。
第33話 沖正也?志賀高原一の瀬Sホテルの出来事 わっきー
今から20年以上前です。

スキーに男女10人で行った時、夜に酒のんで騒いでいたら、
少し開けてあった窓から透明な何かが「すー」っと入ってきて、空中で私を見下ろして浮かんでいました。
今頃で言うプレデターの様なもので、
輪郭が少しにじんでいるので、そこにあるというのがわかるのです。私だけ見えてたのかもしれませんが・・・。
霊体を持っていかれない様に意識を集中していると、
入り口のクロゼットに飛び込んでじっとこちらの様子をうかがっていました。
映像として捕らえてみようとすると、黄緑色のジャージに青(紺)の三本ラインでした。
この体験の前に沖正也の話などしていたので、呼んでしまったのかもしれません。
第34話 学校 無記名
私が小学3年生のとき私は忘れ物をして学校に行きました。
忘れ物がみつかり家に帰ろうと、廊下を歩き出したそのとき、後ろに何かいる気配がしました。
振り向いてみると、頭から血を流し、青いきものは一部分赤に染まった、女の子が浮いていました。
びっくりして、一目散に逃げて家に帰りました。
次の日、友達に、そのことを話しその日の話題はそれで持ちっきりでした。その日の夜
私が、布団に入ると、あのときの女の子が現れました。
でも、前のときと、全然違います
血を流していた頭は
焼けただれ、青いきものは
もう何色か分からないぐらいに赤色に染まっています
怖くて何も口から出ない私に
そのこは、
「あなたに・・・」といいました。続きはあまり聞き取れず
よく分からなかったけど、少しさみしそうな顔をしていました。
そして、次の日私は
霊が見えるようになっていました。
なぜかどれもさみしそうな顔をしていました
その寂しそうな顔の霊は、私を見ると少しだけ笑ってくれます。
この、思い出は、今でもはっきりと覚えてます
そして、今でも、寂しそうな顔の霊は、見えています。

第35話 夢・・・ ★ひろ★
私は・・・昔からいろいろ体験してきました。
私が小さい頃・・・夢の中で電話がなっていて、2階から降りてとりにいくんです。
私の2階の部屋は1階の電話があるところまでの距離は遠く普段から電話の音は聞こえないんです。
でも・・・夢の中では聞こえてとりに行くと、きずいたら朝になってて私は受話器を持ちながら眠っていたそうです。
夢遊病とも言われていましたが・・・同じようなことが、1週間続きました。
私の体験談をひとつづつ投稿していきますね★

第36話 私の部屋 ★ひろ★
次の体験談は・・・私の部屋です。
私が小学校高学年のときに新しく家をたてかえ一軒屋になりました。
私の部屋は2階の部屋の真ん中6畳一間の部屋。
北は山で南は海のちょうど真ん中の部屋は、霊の通る道になってたそうです。
山に行く霊と海に行く霊がいて・・・私の寝床がちょうど霊の道になっているんです。
これはちゃんと、専門の方にみてもらいました。
最初、寝てるとき、急に誰かに足を踏まれた感じがしたり、おなかを踏まれたような感じがして、
でも・・・悪い霊ではないことがわかり、とりあえず除霊してもらいました。

第37話 夢の中で誰かが合図する ★ひろ★
次の話は、私が中学のときぐらいからです。
夢の中で誰かが私に伝えてくるようになったのは。
いわゆる私は、ドライブや遊びに行った後、霊をつれてくるタイプらしくて、
夜になり眠るとそのつれてきた霊が私の夢の中に入ってきて助けを求めてくるんです。
「私はあの時、ここで事故にあった●●です。私を見つけてください」とか、
「誰も私に逢いにきてくれないのさびしい」とか、
だけど私はあなたたちを救うことはできない、私にはそうゆう能力はない、と帰します。
でも、そうすると、無理やり私の足を引っ張ったり腕をひっぱたりする。
目が覚めると・・・全身が痛く・・・なまなましくひっぱられた後が残っていました。

第38話 恐怖の金縛り モチさん  
私が最近体験した恐怖体験を聞いてください。
少し前までは毎晩のように金縛りにあっていたのですが、最近なくなって金縛りのことすら忘れかけていたんです。
しかし以前の金縛りと比較しても1番怖いトップクラス(笑 の金縛りを体験してしまいました。

その日は布団に入って、その日はすぐに寝つけました。
しかし、2時くらいに急に目が覚めたんです。
本当に急で起きながらにして、少々びびっていました。
しかし、朝が早いのでもう1度寝ようと思い枕に頭をつけ目を閉じた瞬間でした。
お腹の上に何か重みのあるものがバサっと落ちてきたんです・・・
そのときにはもう体は動かなくて、恐怖心しかありませんでした。
お腹のうえに落ちてきたものが、ごそごそと動いて私の顔の方にだんだん迫ってくる感じがするんです。
それと同時に手のひらの上にガリガリにやせ細った手首が乗ってきて、爪を立ててきたんです・・・
体中に冷たさを感じました。
目では見えないのに、なぜかそれが手首であることが私には分かったし、
その手首は女性の者である事も私には分かったんです。
腹の上に落ちたものは、私の顔に近づいてくるし、追い込まれた状況におちいってしまいました。
咄嗟に思い出したお経を頭のなかで唱えてしばらくたってから、
体の重みが少しずつ軽減されていく感覚を覚えました。
完璧に重みがなくなったとき、砂の上をわらじで歩くようなズーズーという音が聞こえました。
私はあぁ・・・霊が去って行く音だなあ、と直感でわかり少し安心していました。
金縛りが解けた後そっと目を開けてみて、私は心臓が止まりそうになりました・・・
なぜなら足元にやたらでかい着物を着た女の後ろ姿を見てしまったからです・・・
やせ細った体に不釣合いなほどのでかい着物の女・・・
少しずつ壁に消えていく様子を最後まで見ることができずに私は布団をかぶり朝を迎えました。

第39話 夢か現実か トチロー
昔、とあるリゾートホテルでフロントをやっていた時の話なのですが、
午後、休み時間を貰い寮にもどって疲れていたので寝てしまいました。
ふと、起きると自分の顔の真ん前に男が真顔でいました。
寝ぼけていたのと疲れていたので少しびっくりしただけで「やめろよっ」と手で振り払いました。
すると男はすーっと立って窓がある方にスーッと行ってしまいました。
それから何時間経ったころか、寝過ごしたようで同僚がドアを叩いて起こしに来ました。
そこで目が覚めてさっきの事を思い出し怖くなりました。
その後は同じものを見ることはありませんでした。
第40話 助手席に座った人だけに見える怪 和歌山県田辺市 助手席の男
地元の人間も通りたがらない、龍南線(龍神〜南部間)
説明は要りません。夜中に車で走ってみると判ります。車1台強しか通れない県道です。
夜中に民家が見えなくなって山道を進む事・・・十数分!手彫りっポイトンネルをぬけると・・・
日傘?を持ったワンピースの女性が進行方向左側を歩いていて、
「こんな時間にこんな場所に?」と不思議に思われることでしょう。(助手席の方だけ)
その後引き返し進む事数分、再び進行方向左側に先ほどの女性が再び進行方向に歩いています。
えっ?(見えるのは後姿のみ)運転している人やつはみんな口を揃えて
「気持ちの悪いこと言うなよ!こんな細い道で人が歩いてたら・・どんなに暗くても判る!」と言うはずです。