第11話  なにも蹴らなくてもいいじゃん・ 紫月
今の部屋に引っ越してから、足に関する不思議なことばかり起きます。

引越ししてきたその夜、私の布団の周りを子供がばたばたとグルグル走っていました。
「こらっ!うるさいよ!」と怒ったせいか、その後はなくなりました。
そのうちベットを買い、窓際で寝ていると、朝方「ドカッ」と、足元を蹴られたような感じがしました。
その足はいつも同じ高さで、一定方向に何人も歩いているようでした。

何度も踏まれたり蹴られたりするので、いわゆる霊道がここにあるんだと思い、
ベッドはあきらめ、布団に戻して寝る場所を変えました。
すると蹴られることはなくなりました。
しかし気になって、私の部屋を斜めに横断して行ってる人たちの方向先を調べると、
ちょうど山のふもとにある墓場がありました。
もしかしてみなさん、そこへ向かっていたのでしょうか?
そして最近です。やっぱり朝方、
「ずるっ ぺったん ずるっ ぺったん」
と、足音がバスルームに向かって誰かが歩いてる音がしました。
しかもなぜかびしょ濡れのようでした。
私はカナシバリに遭っていて動けませんでしたが、「ちゃんと拭きなさいよー」と言いたかった(笑)。
しかし、その2日後、何人もの死者を出してしまった程の大型の台風が県下を襲い、
私はというと、びしょ濡れで仕事から帰り、即効バスルームに向かいました。
ン?あの時の足音は私だったのでしょうか・・。

第12話 私はあなたの母親じゃないよその1 ハナミズキ
こんにちは、初めまして。
ハナミズキといいます。

私の体験は、一人の小さな女の子なんです。
たまにふとした瞬間に霊体験をするのですが、この女の子とが一番付き合いが長いんです。(笑)
見かけは大体6〜8歳ぐらい・・・
格好はもんぺに防空頭巾。髪型はおかっぱ。
どうやら昔に私の家付近で亡くなったらしいです。

彼女と出合ったきっかけは私が初めて金縛りにあったときです。
ふと上を見ると彼女がいてニタニタ笑い。
気持ち悪くてタダパニ来る私に彼女は私のほっぺを触り
消えました。

その出来事から彼女は私の前によく姿を現すようになりました。
ドアの小さな隙間から私を見つめてたり、
金縛りにあわせたり、
部屋でドタバタしたり、行動は様々でした。
結構人懐っこく、恐怖は段々抱かなくなり、
出てくるのを楽しみにしている節もありました。

その中で最も印象的だった出来事が2つ。

一つ目は二年前の夏の夜。
熱いはずなのに、背中が凄く寒いんです。
段々寒さで震えてきて、何でだろうと振り向くと彼女が・・・
寝てるんです。
私の背中に寄り添うように。
見た感じは凄く幸せそうで、起こすのも忍びなくて、
寒いのを黙って我慢してました。
朝には彼女もいなくなってました。
そして彼女が寄り添っていた背中はまだ違和感がありました。

第13話 私はあなたの母親じゃないよその2 ハナミズキ
あと一個が、今年の夏の夜。
寝てるのに立ってる感じがするんです。
あとは周りの空気が燃えるような熱い空気なんです。
実際、目の前の光景はいつものグリーンの壁紙ではなく、
真っ赤に燃えてる野原。
私は半透明で、その様子をただ見てることしか出来ないんですよ。
ぼーっとしばらくしたら彼女が出てきました。
彼女は一人で必死で走ってました、
こっちに向かって。
どうしたんだろうと見てると彼女が必死に叫んでるんです。
「お母さん」
って。
どんどん彼女は私に寄り添うように走ってくるんです。
「お母さん」
って、何度も何度も泣き叫びながら。
でも私は彼女の母親じゃありませんし、
この時代には存在しません。
すり抜けちゃうんですよ、
その時のぞっとするような寒気や、彼女の傷付いたような顔は今でも忘れられません。

そんな体験あるせいか、
霊にはあまり恐怖を抱きません。
助けれる事はないだろうかと考えても私にはただ冥福を祈るばかり・・・

最近は彼女は息を潜め、
私は本当のお母さんを探してるのだろうか?と考えるばかりです。
第14話 斎場の不思議、ゴルフ場の少女ETC かみです
私は、長年建設関係の仕事をしていますが、現場で時々不思議な体験をする事があるのです。
上のタイトルの2つの体験を、他のペ−ジに、投稿しようとしましたが、
どうしても入力できなかったり、フリ−ズしてしまったりするんです。
今後ひとつずつ、書き込んでいきますので又、聞いてください。
第15話 今現実に起きているあまりにも奇怪な現象 N市キングT 男性 宮崎県 
私は現在、N市H町の人里離れた川と山に挟まれた とある
工事現場で所長をやっております。
ここで毎夜起こる不思議な現象をお教えしましょう。
十日ほど前、夜八時頃 ふいに友人がここを訪ねてきたのですが その時、
「どうも子供の泣き声が聞こえてくるんだが・・・」
私自身霊現象の類は全く信じていませんでしたので、
その日は友人の言った言葉を笑いと共に一蹴したのです。
・・・・それから二日後の日曜日、休日出勤でたまたま現場事務所にて書類整理業務
を行っていました所、正午過ぎに別の友人が2歳半の子供をつれて立ち寄った時の事
です。
私たちが話しに夢中になっている時ふと隣の部屋から子供の楽しそうな話声が聞こえ
てきたのです。私たちは言葉を失いました。
1人しか居ない部屋で誰かと話し遊んでいるのです。
気味の悪くなった我々は確認に行く事も出来ず様子を見ること20分、
ようやく子供がこちらへ戻って来ました。
そこで尋ねて見ましたが特に何も答えてはくれず
興奮冷めやらぬ。といった状態でした。もちろんその部屋には誰も
居ませんでした。・・・・それからです!
三日前は夜八時をまわった頃に外から何やら声のようなものが聞こえてきましたので
耳を澄ますと明らかに子供の泣き声なのです。しかし私は幻聴や動物なんだと自分に
言い聞かせ仕事を
しておりました。ところがその泣き声は事務所の周りをグルグルと
まわり始め、棒のようなもので窓や壁をコンコンと叩き始めたのです。
おかしな現象が始まってから三時間、困り果てた私は
意を決して会話してみることにしたのです。
「私には子供が居る。だから面倒見てはあげれない」と。
するとテレビの前の空間が一秒ほどレンズの様に捻じ曲がり
それを見た私は恐怖のあまり心臓が停まりそうでした。
・・そのような怪奇現象は毎夜起こり始め一昨日は中年男性が
事務所裏で会話を始め、窓を開けて確認したのですが誰も居ない!
そのうちお経が聞こえ始め、気味が悪くなり隣の部屋に行くと
部屋中に死臭が漂い始め、隣で足音が始まるのです。
・・いい加減疲れの出始めた私は昨夜、徹底的に交戦する覚悟で
気持ちに一点の陰りもないほど充実しておりました。
「生きている者がこれ位の事で怯んでたまるか!」
ここの状況を説明しておきますと、現場事務所が二棟並んで建っており、周りは柵で
取り囲み さらに建物同士は人間が1人通るのがやっとと言ったスペースしかありま
せん。・・・・所がです!!
事もあろうにその狭いスペースを明らかに原付バイクがいきなり走り抜けていったの
です。私は突然でかなり驚いたのですが泥棒か何かが侵入したものと思いすかさず窓
を開けて確認したのです。
・・しかし、何者もおらず 又、例の柵も万全でした。
そして今日を迎えました。・・・地元の方の話を伺った所
目の前の川では昔から毎年必ず水死者が出るとの事。
その話を聞いた私は今夜からここで仕事をするのをどうするか!
非常にためらっております。・・・思案の結果このサイトを知る事となり話をさせて
頂いた所です。・・・・今でも未だ信じたくは
ありませんが今現実に起こっている怪奇現象なのです。

第16話 部活で1 亞繻
初めまして。私は中学時代の三年間美術部に所属してました。
その時の不思議な体験を聞いてください。

中1のときに、部活友達が
「自分のクラスは最近ケガしてる人が多いんだ。たぶん原因はコックリさんやったせいだと思う。その紙がまだ残ってるかも」
などと言い出して、部活後にその紙を見に行く事になった。
季節は夏だったけど、部活が終わった頃には外はもう暗くなっていた。
暗かったにもかかわらず、電気は付けないでその教室まで歩いていきました。
メンバーは霊感が少しある先輩1人と私のタメ二人。
暗い中何とか問題の教室に辿り着いて、霊感のある先輩が教室の扉に手をかけた瞬間、
教室の中からギャーというような、
強いて言えば、黒板をおもいっきし引っかいたような、車が猛スピードで急ブレーキをかけたような・・
何ともいえない大きな音が聞こえました。
音だったのか声だったのか今でもわかりません。

第17話  部活で2 亞繻
あと1つあります。
部活の展示会を宣伝するために部員ひとりひとりが広告を作りました。
先生がそれを数枚ずつ印刷してきたのですが、その中に一枚だけ有り得ないものがありました。
普通印刷する時は印刷したいものを入れて、×5とかにするとその枚数だけ一気に出てきます。
それなのに一枚だけ・・小さい子が鉛筆で人の顔をなぐり書きしたような絵が印刷してあるものがありました。
もちろん元の紙にはそんな跡はありませんでした。
この一枚だけちゃんと鉛筆だとわかる質感のもので書いたものが印刷されてました。
なんかすごい不思議で怖かったです。
第18話 どぅしたら。。。?? 眞嗣唖
こんにちゎ。初めまして【ましあ】と言います。
自分ゎ友達の後ろとかに立っている
【もの】が良く見えてしまうのですが
それゎ教えたほうが良いのか日々悩んでいます。
そしてつぃに絶対悪い!!っぽい霊が
友達の首を絞めているのを見てしまったんですけど
なんか言うのが悪い気がして言わずにしておいたら
その日のうちにその子ゎ下校途中に事故に合い
今もなお意識不明の重体になっています。
自分ゎ一応神主の子なので除霊??みたいなことをしてあげた方が良いのでしょうか。。。
場違いかも知れませんが良かったらみなさんだったらどぅするかを教えてください。

第19話 話ができます ぱっ
初めまして。“ぱっ”です。

私は霊感が強いせいか、霊と話が出来ます。もちろん、霊が見えています。
近所の方や、知人の関係者が亡くなる数日前から、「もうすぐ、他界に行く」という予知が見えます。
数日後知人の関係者が亡くなります。
亡くなった方の霊が私に向かって、「そっちに戻りたいよ」という話もします。

これって怖いですか?
第20話 ネコとの霊話 おかピー改め高岡
お久しぶりです。
何度か投稿した事のあるおかピーです。
今回は私の知人の事について書きます。

正月も終わろうかと言う冬休み。
私は学校に講習を受けに行きました。
ふと教室に入ると講習をサボりつづけていたはずのH子がいました。
話しかけると突然泣き出し私もどうしていいかわかりませんでした。

ようやく泣き止んだ彼女は「ネコ」のことを話しはじめました。
彼女の家でかわいがっていたネコが去年の暮れに亡くなった、ということでした。
私は「残念だったね」などとありきたりな事しか言えませんでしたが彼女は寂しそうに付け加えました。

「今も私が寝てるとそっと近づいて来てくれたり布団の中に入ってくる」
「きっとまだなにか言いたい事があるに違いない」

私は半強制的に彼女の家に連れていかれました。

彼女の家でお茶を貰っているとネコが通り過ぎました。
「あ、他にもネコ飼ってらっしゃるんですね」
すると彼女の母は
「いいえ、うちにはマルちゃんしか・・・」
そう言うと死んだネコの事を思いだし泣き出してしまいました。

確かにネコの魂は家の中にいました。
彼女の希望もあったので霊視する事にしました。
動物霊と直接対話する事などなかったので心配でしたがネコは沢山の事を私に伝えてくれました。

「私は別に家を守っているわけでも貴方達を守っているわけでもない」
「私の事を思い出して泣いたりしないでほしい」
「あちらに逝きたいが逝けない」
「苦しい」

ネコは空に昇りたいのにH子一家の死を悼む心が強すぎて家から出られなくなっている、との趣旨を彼女に伝えました。
「私が泣いてるからあの子が苦しむんだね」
そういって私と一緒に餌皿や写真を片付けました。

けど私もネコも「忘れて欲しい」とは言いません。
忘れるのではなく気持ちに整理をつけて欲しかったのです。
死んでしまったら思い出の中でしか生きる事はできません。
ネコとしっかり別れられるように整理をつけて欲しかったのです。

人の思いが奇跡を起こしたと言う話はよく聞きます。
けれども、強い思いが何かを縛り付けてしまうこともあるものだなぁ、と再確認させられました。

散文・乱文失礼。