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第41話 テレビ番組の最後に ナルト
身留苦様、初めまして。私は38才の会社員です。
ずいぶん前の話になります。
テレビの特別番組で、御ホームページにもあります恐山を中継し、霊おろし?をやっていました。
番組もいよいよ最後になり、番組の製作者などのテロップが流れ始めました。
その時恐山の暗い夜空を写していたカメラの映像に、
私ははっきりと見ました。
ランドセルを背負った坊ちゃん刈りの男の子の姿を。
この世のものではない薄い白さで空中を漂っていました。
その顔はうつろな、無表情でした。
いっしょに見ていた家族たちはなにも言わなかったので、おそらく見えていなかったのでしょう。
番組がわざと映像を流したのかと思ったりしましたが、
その必然性などない、そんなものが入っていたらむしろおかしい場面でした。
今でも不思議なことだと思っています。
テレビに霊が映ることはあるのでしょうか?
第42話 長崎の高校の女子トイレ  ゴンシのささみジャーキー
おいは生まれてからずっと長崎に居ることもあるけど、周りの友達が心霊スポット好きな奴ばかりやけん、
長崎のスポットは結構知り尽くしとっばい!
おいは全然幽霊見らん体質やけど、かなりの怖がりやけん、スリルば楽しんでるって感じばい。
大学生なので車でバンバン行きまくったね〜。
今まで行った所は野母崎、佐世保、諫早、大村、三和、式見、川棚、東長崎、日見......。
もしここだけは譲れないってトコあったら教えて欲しい。ほんの少し幽霊見てみたい気もする。
今日友達に聞いた話を話すけん.....
長崎のある高校で何十年前に起きた話で、
そこの女子トイレでもの凄くひどい集団イジメがあったらしく、
便器の中に顔を押し込まれ女子高校生が水死した事件があったそうです。
その何年後に入って来た新入生の男子生徒が男子便所の大がいっぱいだったせいもあり、
使用禁止の張り紙に気付かずに我慢の限界で慌てて入って用をたしてしまいました。
そして水を流そうとしたら、なんと水が流れず正直に先生を呼ぶと、事件があったときから居た先生で、
すごくびっくりした反応で生徒を外に出そうとしました。
しかし、その生徒は馬鹿なくらいいい人で「自分で直します。僕が壊したので!」
っと即座にパイプをたどり天井付近にあった洗い流す為のタンクに手を入れた。
ひっかかっている物を見つけ引き揚げると...
なんとそれは長い黒髪のカタマリで、生徒も先生も腰を抜かすほど驚き、
そのトイレから出ようとしたが、今度はドアが開かず必死に出ようとしているとき背中に、もの凄い寒気を感じた。
そっと振り返ると、そのタンクから顔を斜めした女がヌーッと出てきていたそうです。
今でも夜中にそこのトイレのカギ穴をのぞくと、濡れた黒髪が上から垂れ下がってるそーです。
まーまー怖い話ってとこかな...。ではまたいつかかきます。

第43話 超能力の家系  よしゆき
最近分かった事、僕の家族は家系によるある種の超能力がある人。
生まれてからの行いが非常に悪い人がいるみたいです。
おかんは、相手が電話かけようとしてきたらテレパシーみたいにわかるみたい。
あと自分が電話かけたいなと思ったら相手がかけてくるらしいです。(僕は仕事の打ち合わせによる偶然だと思うけど)
母方の祖母は予知能力があるみたいです。

一方おとんは子供のころに墓荒らしや近所の猫をいじめ殺す等で神社の立ち入りを禁止されています。
人間に禁止されてるなら
イイですけど、神様(?)にです。父がドングリを神社にひろいに行ったそうですが門前で大量のムカデと蜂に襲われたそうです。
(その神社に参拝に来てる人も教われてるはずじゃ?)
ほぼ100%の確立で自然が襲いかかってくるそうです。

父方の祖父は日中戦争の犯罪者(笑)
カナリ呪われてそうな一族ですよね。
1番気になる僕には何にもないです、残念でした。
たまに虫の知らせや不可思議なことが人並みに起こるぐらいです(笑)
親戚に水神様を怒らせて土地を清めてもらった人がいると聞いたことがありますが、これは僕に対して関係ないですよね・・?
あと今(数年前からだけど)おかんが変な宗教にひっかかって困っています。

第44話 盛り塩のわけ ジュリア 福岡県
そこの天神×ビルは用があって初めて行ったビルでした。
時間に余裕があったのでトイレに入ったら、洗面所の手洗いの場所に皿に入った白いものが置いてあり、
その時は「なにこれ?」って感じただけでした。
そして別の日の夕に、そのビルに入って用がすんだのが、かなり夜も遅くなってから。
その時もトイレに行ったら昼間と違って、というか昼間は全然きづかなかったんですが、
トイレ室に入るまでが長く曲がっててトンネルみたいな変なトイレでした。
そしたら女の人のしくしく泣いているような声がかすかに聞こえてきたんです。
急いで出てトイレの部屋3つあるのを開いて全部確認しました。
・・・・誰もいませんでした。
たまたまそのビルに昔勤めていた友達がいたんで聞いたら、やっぱりそこは出る所でした。
ビルができたばかりの時ビルの最上階から飛び降りた女性がいたらしくて。
それ以来見たり聞いたりした人は数えきれない、だそうです。
私が使ったトイレ・・・最上階でした。
私がトイレで見たのは魔よけに使う盛り塩だったというのをあとで聞きました。
やっぱりおばけが出るからなんでしょうね。
ハイテクなビルの中でもこんな事ってあるんだ〜と思いました。

第45話 裏山  紡寂侮人
これはある信頼できるチャットの友達から聞いた話です。
彼は夜、友人数人と連れ立って裏山へ散歩に出かけました。
うっそうとした雑木林を月の光がこうこうと照らしていました。
そこで彼は足早に先へ歩いて、友人たちを驚かそうと道の脇の木に隠れました。
友人たちが近づいてきました。彼がどきどきしながら、驚かす機会をうかがっていると・・・
かすかに彼の額に何かが当たります。なにか柔らかい物でした。
そして、それがかさっと足元に落ちた音がしました。
彼は友人たちを驚かすのをやめ、友人たちが通りすぎてしまうと、懐中電灯でその場所を照らしてみました。
そこにあったのは、原形もとどめないほど切り裂かれ、釘を何本も打たれてイガのようになったわら人形でした。
彼は恐ろしくなり、走って友人たちに追いつきわけを話しました。
みんなで見てみようということになりました。
そして、全員がその場所でわら人形を見ました。
後日の朝、彼らがその場所へ行ってみると、もうわら人形の姿はどこにもありませんでした。


第46話 ネットの友人の正体 紡寂侮人
以下はバイリンガル(英語がぺらぺら)の友達から聞いた話です。

私がネットでほぼ毎日会っていた友人が居まして。
よく、急に落ちる人だったんですね、彼は。
でも、温厚篤実な雰囲気の人だったです。
そして彼に会った最後の日のこと。
彼は「もしかすると今日から来れないかもしれない」
「ちょっとしたプロジェクトで忙しくなる、成功を祈っててくれ」と言って落ちたんです。
そして・・・・・
次の日、あの国際貿易センタービルに飛行機が突っ込みました。
その後彼には会っていません・・・・
ただの偶然だったんでしょうか、それとも・・・・・・・・・・・
もう一つ、彼はイスラム教徒でした・・・・・

第47話 雛人形 イチゴ
まだ小さかった頃ウチでは毎年お雛様を飾ってたんです。
ケースに入っていてオルゴールがついていたんです。昔は大好きでお雛様を眺めていました。
ところが、中学に入り、何気無く物置にあった雛様を見たら歯が生えていて髪がバサバサになっていたんです。
その晩金縛りにあいました。
その3年後、家は火事になり、そのお雛様も燃えてしまいました。
第48話 Nホテル   一番星
奈良県にあるNホテルで体験した出来事です。
ここは皇族が宿泊するホテルです。豪華だけど古い、古いけど豪華って感じです。
とにかくそんな雰囲気がこれでもかこれでもかというくらいに迫ってくるホテルなんです。
そこでは家族と私はTの間に泊まりました。
私は霊感があるので部屋に入った途端にもう雰囲気がへんだと思いました。
そして「きつね」という言葉が頭の中を乱舞しました。
それがとても怖かったので部屋を変えたいぐらいでした。
なのに家族はなにも感じなかったので、気のせいにされてしまいました。
そして庭続きのテラスの外を見たらなんと、あったんです。
小さなお稲荷さん。きつねはこれ!と思いました。
その夜、寝ていると金縛りにあいました。
なんとか薄目を開けれてテラスを見ると、カーテンの隙間から見えたんです。
すーっと流れるオレンジ色の火の玉でした。もう、ほんの一瞬だったのですが。
そのまま寝たか気絶して気がつくと朝。家族はぐっすり寝て疲れも取れた様子。
私だけがこんな目にあうのがとても損した気分になりました。
こんな時は無理にでも部屋を変えてもらうべきだったかもしれない・・・・などと思ってもあとの祭り・・・・・

第49話   なおP
私が小学1・2年の時に、ホラ-のプレ-ステ-ションのカセットがありました。
その時ちょうど、学校のトイレに行っててトイレを済ませ、教室に戻ろうとしたら、
女の子の笑い声が聞こえました。
しかもその声は、私が持ってるプレステのカセットに出てくる女の子の声でした。


第50話 押し入れの恐怖 のりたけ
僕が大学で下宿していた数年前の話をしたいと思います。
その下宿先は未亡人のおばさんが、男5人の下宿生達の面倒を見てくれるまかない付き下宿でした。
家賃が安いせいか結構古びた家で陰気な感じ、あまり一人でいたくないとは感じていました。
初めて部屋で荷物を入れるため押し入れを開いた時は、なにも異変に気づかなかったです。
僕は男にしては背が低い方で、部屋のスペースを広く使おうと考え押し入れで寝始めました。
両側が続きになっているちょっと広めの押入れです。
そのうち押入れの天井にお札が貼られているのに気づきました。
気もちが悪いなと思いながら僕は押し入れで寝つづけました。
半月して夜中に寝ていると誰かに激しく肩を揺さぶられました。
そして耳元でぶつぶつと男のささやく声がしました。
僕は体を動かせずかろうじて目玉だけが動く状態でした。
脂汗を流すほど苦しい思いをしました。
でもそれだけでは終わらなかったのです。
がたがた!
と音がして天井から、男が顔を覗かせたんです。
あまりの恐ろしさに僕は気を失いました。
こうして思い出すと今でも手が震えるほどです。
それから僕はすぐに下宿を出ました。
あれはおばさんの亡くなった旦那さんだったらしいです。
なにしろ下宿を去る理由をおばさんに話した時、
「あの部屋はうちの人の部屋だった。実は時々出て来ていたんだよね・・・・・。」
って言われましたから。